※こちらのページにはプロモーションが含まれている場合があります。
どこが良いのか分からなく判断できなかった部分も、実際に熊本銀行カードローンと全国区のカードローンの金利や返済額を比べてみることで納得して選ぶべきかが見えてくるでっしゅ。
参考記事:
「熊本銀行カードローンとスペックが同じ福岡銀行カードローン」
熊本銀行カードローンに申し込める最低必要条件
地方銀行となると、融資を受けるためにカードローンを申し込むには制限がある。誰でも申し込めるという訳ではないので、まずは条件に当てはまるかどうかをもう1度確認する必要がある。
熊本銀行ではどうなるのか見てみると、
利用できる人 |
・満20歳~69歳以下 (上記+九州地区・山口県で居住/勤務している人、または熊本銀行の普通預金口座保持者) ・安定した収入のある人 (年金受給者/専業主婦(夫)でも申し込み可) |
上記の条件を満たさないと、そもそも熊本銀行へ融資の申し込みをできないということになる。
そんな条件を満たしているという前提で、
誰が熊本銀行カードローンを選ぶとメリットがあるのか?
が、1番気になるところだろう。
金利や借入条件で勝っている全国区のカードローン業者もあるのに、あえて地方銀行の熊本銀行を選ぶからには納得できる理由が欲しいところ。
全国区のカードローンと比較しても熊本銀行カードローンが引けを取らないところが2つある。それは、
ほとんどのカードローンでは、一定の融資枠から収入証明書の提出が義務づけられている。いくらからなのかは、銀行カードローンによって様々。消費者金融では融資枠50万円からの提出が一般的になっている。
全国区のカードローン業者で唯一、収入証明書の提出不要を採用しているのは、セブン銀行カードローン。セブン銀行では最高融資額が50万円と他社と比べると低額融資ということもあって、収入証明書を求めていない。それに対して、熊本銀行カードローンでは1000万円までの融資額で貸し付けを行っている。
収入証明書の提出不要だとどうなのか?例えば、専業主婦の人にとっては普通、旦那さんの収入証明書を用意しなくてはいけない。そうなると夫への負担が発生するので、正直いって面倒。なので、専業主婦の人にとっては熊本銀行カードローンの収入証明書不要というのは、選ぶ理由になりえる。
カードローンでお金を借りると、毎月の残高に応じて返済金額が決まるようになっている。これを約定返済額と呼ばれるけど、金額設定はやはりカードローン業者ごとに違いがある。
当然、この約定返済額が低ければ毎月の返済で悩まされる確率が少なくなる。その分、利息を多く支払うことになるというデメリットもある。その場合、余裕のある時に繰上げ返済をすることで利息を多く減らすこともできる。
以下の表が熊本銀行カードローンの約定返済額になる。
利息込みの残高 | 最低返済額 |
2千円以下 | 全額 |
2千円以上10万円以下 | 2千円 |
10万円超20万円以下 | 4千円 |
20万円超30万円以下 | 6千円 |
30万円超40万円以下 | 8千円 |
40万円超50万円以下 | 1万円 |
50万円超100万円以下 | 2万円 |
100万円超200万円以下 | 3万円 |
200万円超300万円以下 | 4万円 |
300万円超400万円以下 | 5万円 |
400万円超500万円以下 | 6万円 |
500万円超600万円以下 | 7万円 |
600万円超700万円以下 | 8万円 |
700万円超800万円以下 | 9万円 |
800万円超900万円以下 | 10万円 |
900万円超 | 11万円 |
例えば熊本銀行であれば、借入残高が100万円以下で返済額6千円という設定。これは全国区のカードローン業者であっても6千円以下のものは今のところ存在しない。
少しでも毎月の返済の負担がない、不安のない生活が送りたいという人にとって「月々の返済金額が少ない」ということは熊本銀行を選ぶ理由になりえる。
参考記事:「カードローンで月々の返済額が一番少ないのはどれだ?」
ここまでの流れで、熊本銀行カードローンを利用を考えている人の中で、恩恵を十分に受けられる人が浮かび上がってくる。
それは、以下の3つをすべて満たした人になる。
- 収入証明書を用意したくない人
- 約定返済額が少ない方が良い人
- すでに熊本銀行の普通預金口座を持っている人
上記2つは今までの話で納得できるけど、3つ目の普通預金口座については疑問に思う人もいるかもしれない。実は熊本銀行の普通預金口座保持者だけの特権がある。何かといえば、WEB完結の申し込みができること。(借入希望額300万円まで対応)
WEB完結の申し込みであれば、わざわざ店頭まで書類を持参して行かなくて済む。さらに実際に融資されるまでの時間に違いが出てくる。
もし口座を持っていないとなると、手続きのために書類郵送などもあるので時間もかかる。すると、実際にお金を手にするまでに最低でも1週間ほどはかかる。。
でも口座保持者であれば、最短で2営業日に振り込んでもらえる。
ということで、3つをすべて満たした人こそが熊本銀行カードローンを選んだ方が良い人ということになる。
熊本銀行カードローンの金利はお得なのか
さらに真剣に熊本銀行から借り入れを検討する人が気になることが、【金利】。
熊本銀行カードローンの金利は変動ではなく、固定金利となっている。どういうことかといえば、融資枠に対して一定の金利が適用されるというコト。
例えばすでに熊本銀行カードローンの利用実績がある人と新規で借入する人では、融資枠が同じであれば金利も同じになる。一般的に業者は利用者に対して借入実績があれば、新規の人よりも金利を少し下げたりする優遇金利というものを用意する。
これはこのカードローンを使えば使うほど得であると感じ、末永く利用してもらうためのもの。でもその優遇金利が熊本銀行ではないということ。
では実際にどういった金利になるのか?まとめたものが下の表。
融資枠 | 利率 |
10万円~100万円 | 年利14.5% |
100万円超~200万円 | 年利12% |
200万円超~300万円 | 年利10% |
300万円超~400万円 | 年利8% |
400万円超~500万円 | 年利7% |
500万円超~600万円 | 年利6% |
600万円超~700万円 | 年利5% |
700万円超~800万円 | 年利4% |
800万円超~1000万円 | 年利3% |
最も金利が安いもので年利3%となっている。でもこれって800万円以上借入が出来て、ようやく適用される金利。実際にこれほど借入できる人もなかなかいないのが現実。
実際には一番利用者が多いであろう10万円~300万円までの金利を他社と比べてみることで、熊本銀行カードローンの金利はお得なのか?本当のところが分かるのではないだろうか。
結論から言ってしまうと、
熊本銀行カードローンの金利はとりわけ低いわけではない。
では、熊本銀行カードローンの融資枠10万円~100万円に適用される年利14.5%が本当に低いわけではないのか他社と比べてみた結果、
- 三井住友カード 年利9.8%
- りそな銀行カードローン 年利12.475%
- イオン銀行カードローン/ソニー銀行カードローン 年利13.8%
さらに熊本銀行カードローンの融資枠100万円超~200万円に適用される年利年利12%が本当に低いわけではないのか他社と比べてみた結果、
- イオン銀行カードローン 年利8.8%
- ソニー銀行カードローン 年利9%
- 三井住友カード 年利9.8%
最後に熊本銀行カードローンの融資枠200万円超~300万円に適用される年利年利10%が本当に低いわけではないのか他社と比べてみた結果、
- 三井住友カード 年利7.2%(290万円以下は年利9.2%)
- ソニー銀行カードローン 年利8%
- イオン銀行カードローン 年利8.8%
もし熊本銀行カードローンからの借入を考えていて、金利ができるだけ安い方が良い場合は再考した方が良いかも。
熊本銀行カードローンについての予備知識
ここからは審査の時に関係する知識を話していく。とりわけ知らなくても大丈夫だけど、気になる人は読んでおいても損はないハズ。
まず申し込みを済ませると始まる審査だけど、熊本銀行は実際には審査はしない。熊本銀行に代わって与信業務を担当するのは、SMBCコンシューマーファイナンス(株)になる。
SMBCコンシューマーファイナンス(株)というのは、株式会社三井住友フィナンシャルグループが100%出資している会社で保証会社になる。
同じ保証会社が担当するカードローンは、ほぼ同じような基準で審査する。なのでカードローンが初めての人は別として、同じ保証会社のカードローンで審査に落ちてしまった場合は、ちょっとだけ考え直すのも1つの手になる。
無事審査に通って、借入が始まると同時に返済についても考える必要がある。
返済には【口座引き落とし】と【直接入金】の2つがある。便利なのは、熊本銀行の普通口座を持っていて、毎月1度の任意の日に自動で引き落とされる方。
でもどうしても熊本銀行の普通口座を作りたくない場合、強制ではないので口座開設なしでもカードローンで借入は出来る。
その場合が毎月14日に専用ローンカードを使い、ATMでの入金や振込での返済をする方法。
こちらは入金忘れや急な出張や旅行の時に返済困難になる可能性があるのであまりお勧めは出来ない。
熊本銀行カードローンの恩恵を十分に受けられる条件3つを満たしていること。
さらに融資枠に対しての金利に納得できたなら申し込むべき。