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今まで問題なかったカードローン返済。だけど予期せぬ冠婚葬祭などの出費で、どうしても支払いの厳しい月が突然やって来ても不思議ではないご時世。
そんな時、「最低支払額は無理だけど、利息のみ返済で許されないだろうか?」
こんな時に気になってしまうのが、利息のみ返済による信用情報への影響。今回はそんな利息のみ返済について解説しているよ。
カードローンでは利息のみ返済ができるけど…
カードローンでは約定返済額=最低返済額を毎月返済するという契約で借入をしている。例えば、アコムで50万借入の最低返済額はいくらかというと、
返済回数 | 最低返済額 | 元金 | 利息 | 借入残高 |
1回目 | 15,125円 | 7,625円 | 7,500円 | 492,375円 |
2回目 | 15,125円 | 7,740円 | 7,385円 | 484,635円 |
3回目 | 15,125円 | 7,856円 | 7,269円 | 476,779円 |
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25回目 | 15,125円 | 10,901円 | 4,224円 | 270,754円 |
26回目 | 15,125円 | 11,064円 | 4,061円 | 259,690円 |
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35回目 | 15,125円 | 12,651円 | 2,474円 | 152,336円 |
36回目 | 15,125円 | 12,840円 | 2,285円 | 139,496円 |
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46回目 | 15,125円 | 14,902円 | 223円 | 6円 |
47回目 | 6円 | 6円 | 0円 | 0円 |
上記の例なら、毎月15,125円を支払うという契約がされている。ところがこの15,125円を支払えない場合、厳密にいえば契約違反だけど利息のみ返済をすれば取り敢えず支払いは問題ないとみなされることが多い。
上記の例でいえば、25回目の支払い月に4,224円さえ支払えばいいといった具合だ。本来よりも1万円以上も少なくて済むので、「助かった」と思ってしまうだろう。ところが
事前にあなたのカードローン業者に電話連絡し、状況を説明すれば利息のみ返済に対応してくれるだろう。
しかもこれの良いところは、「延滞扱い」にならないところ。
1度や2度くらい利息のみ返済からといって、あなたの個人情報に影響を及ぼすことはない。
もしも15,125円に1万円足りないから返済しても意味ないと考え、連絡もせずに滞納したら遅延損害金が発生する。しかも多くの人が嫌がるカードローン業者による催促もあるだろう。
なので滞納よりもずっとましなので、緊急の時は迷わず業者に利息のみ返済ができるかを相談するべき。
結局のところ、利息のみ返済は何回まで許されるのか?
結論から言ってしまうと画一的な回数はなく、
あなたとカードローン業者との関係性で回数が決まる
という場合がほとんど。
たとえば、初めての借入で6回目の返済で利息のみ返済を頼み込む人と42回目の返済で利息のみ返済を頼み込む人ではどちらが信頼されるか明白だろう?もちろん期間だけでなく、借入額によっても差が出てくる。
まずカードローン業者が1番に考えることは、「元金の回収」。まずこれが鉄則で次にいくら利益=利息を得られるか?
なので「これ、元金の回収が危なくね??」という返済能力に疑問が湧いてくるとカードローン業者のセンサーに引っかかる。そうなると利息のみ返済が認められなくなる。
このセンサーが鋭いのは銀行ではなく、消費者金融の方だ。なぜなら銀行は自社のセンサーに自信がない。だからこそ消費者金融を保証会社として雇っているくらい。
ちなみにセンサーが鋭いということは、正確な見極めができるということ。なので利息のみ返済に寛大なのは、消費者金融ということになる。またセンサーへの触れ具合によっては借入限度額の停止、つまり今後は追加での借入が一切できなくなり、返済のみとなる場合もあるということを想定しておこう。
- あくまでも「緊急時の最終手段」である
- 利息のみ返済あっても「信用情報にダメージはない」