借入できるか?厳しいと評判のソニー銀行カードローン審査の流れ

ソニー銀行カードローン

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ソニー銀行カードローンを契約するには普通預金口座を作らなくてはいけないし、口座を持っていなければ即日融資もできないというデメリットもある。それでも申し込みたいと考えている人は低金利という部分が魅力なんだろう。


今回はソニー銀行カードローンの申し込みの流れを説明する中で、なぜ審査が厳しいのか?本審査と仮審査の違いと内容は?どんな人が申し込むべきかを解説しているよ。プレっち

なぜかソニー銀行カードローンの審査が厳しいと言われる理由

申し込む前に目や耳にしたソニー銀行カードローンの審査が厳しいという評判。もしそれが本当だったらと考えると、ちょっとだけ申込を躊躇してしまう。

基本的に審査が厳しいといった状況になり得るものは、二つ。「貸し出す金額が多くて貸し倒れリスクが上がる場合」と「低金利で貸し出すために利益よりもリスクが大きくなる場合」という状況。

審査が甘いというのであれば、当然さきほどと逆の「少額融資」と「高金利」ということになる。

ソニー銀行カードローンの場合は、「高額融資」と「低金利」であるために厳しいといわれる。

⇒注目記事:「ソニー銀行カードローンの審査落ちをしたら」

ソニー銀行カードローンの保証会社であるアコムが審査基準

では実際に「高額融資」と「低金利」であるのかを他社と比べて確認してみよう。まず大前提としてソニー銀行の場合、保証会社のアコムが与信審査をする。ということは審査基準はアコムによって決まる。

では現在、アコムが審査業務を担当しているカードローンの金利と融資額を比べてみると以下のようになる。

アコム株式会社が審査するカードローン
条件 ソニー銀行 セブン銀行 アコム
金利 年利2.5%~13.8% 年利15% 年利3.8%~18%
融資額 1~800万円※1 1~50万円 1~800万円

※1 ソニー銀行カードローンでは専業主婦の人も借入が出来るけど、上限50万円まで

アコム自社の800万円という融資額を除けば、他社に比べてソニー銀行カードローンが低金利と高額融資に対応していることが分かると思う。となれば、リスクは増えるので口コミ通りに審査が厳しくなっても当然の結果と理解できる。

ソニー銀行カードローン 仮審査の内容

それでは実際にどういった審査が行われるのか見てみよう。ソニー銀行では明確に審査が二段階方式、仮審査と本審査で融資申込者を振るいにかけているんだ。まず、はじめの行動としてネットで提出する仮審査の内容がどんなものなのか?それをまとめたのが以下のもの。

仮審査で見られるところ

住居の状況

  • 持ち家(本人名義・家族名義)
  • 賃貸(社宅・寮・公団・公営・その他)
  • 居住年数

家族構成

  • 配偶者あり・なし
  • 子供の人数
  • 家族と同居・別居

家賃・住宅ローンの支払い

  • 月額
  • ボーナス時の返済有無

本人属性

  • 職業(業種・内容)
  • 勤め先(住所・電話番号・資本金・従業員数)
  • 年収(額・固定給・一部歩合・完全歩合)
  • 出向・派遣の可能性
  • 加入保険種別

こういった情報を求められ、審査の判断材料とされるので事前に用意しておく必要がある。

ソニー銀行カードローンの在籍確認はいつか?

ソニー銀行カードローンの在籍確認

記入漏れなどなく、申請したものに問題がなければ最短60分で仮審査の結果がメールで届く。その後、本人確認のためにあなたへの電話、そして職場への在籍確認される。アコムが保証会社だと在籍確認がされることが多い。

一応審査は平日9時から20時まで、土日祝日9時から17時まで受け付けている。なので仮審査結果のメールが届くのが、平日の20時や土日祝日の17時に近いと本人確認の電話と在籍確認が翌日に持ち越される。現実的に平日17時以降は電話対応しない会社もあるだろうし。

もし仮に申し込みをしたのが土日祝日であった場合、あなたの会社が土日祝日だと休みで電話対応してくれないこともあるだろう。そうなると在籍確認ができずに本審査が終わらない。

せっかく審査通過できる属性であっても最悪、在籍確認ができないので否決されるリスクも出てくる。それではあまりにももったいない。なのでもし土日祝日に申し込みをした場合は、本人確認の時にでも在籍確認できそうな日時を明確にして伝えておくことが重要だ。

ソニー銀行カードローン 本審査の内容

仮審査はあなたからされた申告された内容が基準を満たすかを見るもの。本審査はその真偽が確認される。先ほどの本人確認と在籍確認の電話も本審査に含まれる。そして口座を持っていない人は本人確認書類を提出する。

ここが今どき珍しく面倒なところ(笑)。FAXか郵送で書類を送らなければいけないからだ。

本審査に必要な書類

【普通預金口座を持っていない人】

    • 運転免許証のコピー
    • 各種健康保険証のコピー

どちらか1つ。

カードローンには保険証なしでもキャッシングを申込めるものもある。
⇒参考記事:「カードローンでお金を借りるのに保険証が不要なところってあるの?」

【普通預金口座を持ってなく、すぐに振り込み融資をして欲しい人】

    • 振込をして欲しい口座の普通預金通帳のコピー
    • 振込をして欲しい口座のキャッシュカード券面のコピー

上記2つ。

【利用限度額300万円超を希望の人】

    • 源泉徴収票
    • 住民税決定通知書
    • 課税証明書
    • 確定申告書
    • 納税証明書(その1・その2)

どれか1つ。

書類が到着し本審査が終わると仮審査の時と同じくメールで結果が届く。振り込み融資を申請した人は、そのメールを確認したのが営業日の14:30より前だとその当日に振り込み。後であれば翌日以降に振り込まれる。

出来るだけ早く書類がソニー銀行に届けば、早く審査結果が出る。なので急いでいる場合は絶対にFAXで送ろう。

またキャッシュカードとカードローン専用カードも本人限定受取郵便で手元に届く。本審査結果のメールを受け取ってから約1週間ほどだということも忘れずに。

ソニー銀行カードローンの返済方法

無事に審査に通過したということは返済も始まるということ。申し込みをした時に選んだ日付(2日、7日、12日、17日、22日、27日)に毎月の返済日になる。

返済方法は、新たに契約したソニー銀行の普通預金口座から引き落とされる。ATMでの返済は可能だけど、その返済は追加返済の扱いになる。だから約定返済日にはまた、引き落としが必要になるってことに注意しよう。

次に毎月1回ある返済は一体いくら支払えば良いのだろうか?以下がその返済額を示している。

【ソニー銀行カードローン 100万円までの毎月の最低返済額】
貸越残高 最低返済額
10万円以下 2千円
10万超20万円以下 4千円
20万円超40万円以下 6千円
40万円超60万円以下 8千円
60万円超80万円以下 1万円
80万円超100万円以下 1万2千円

貸越残高を決める時点は、前回の返済が行われた後。初回の借入であれば、借入をした日の残高によって次回の引き落とし額が決まるんだ。

また他社での借入経験がないと分からないけど、ソニー銀行の約定返済額は他社に比べるとかなり低い額に設定されている。

参考記事⇒「約定返済額が一番少ないカードローンはどれだ?」

カードローン利用で一番の心配事は、やはり支払いができないこと。そういった意味では過剰な借入をしない限り、ソニー銀行はその心配をする必要があまりない。

心配がない半面、逆に言うと最も多くの利息を支払うということでもある。あまり実感が沸きにくい部分なので、目に見て分かるようにシミュレーションを掲載しておく。

借入10万円の場合のシミュレーション
条件 ソニー銀行 アコム
返済方式 残高スライド方式 定率リボルビング方式
月の返済額(最大) 2,000円 2,980円
金利 年利13.8% 年利18%
支払回数 75回 47回
支払総額 149,611円 139,184円
利息金額 49,611円 39,184円
差額 -10,427円 ±0
低金利なカードローンを選べば良いという訳ではない

金利が高めだといわれる消費者金融のアコムに比べ、4.2%も低金利なソニー銀行。それでも約定返済額の通りに支払えば、最終的にどちらが得だったか分かると思う。

もしそれでもソニー銀行カードローンを選びたいという人は、絶対に約定返済額よりの多めに追加返済をする自信がある場合にした方がよい。