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「でもゆうちょのカード持ってるし、郵便局なら、、、」
普段から使っている馴染みの郵便局で見かけたゆうちょ銀行のカードローン『したく』。その評判が気になって調べているあなた。本当に『したく』について詳しく知ってるの?
今回はそんな郵便局のカードローンが『したく』がどういったものか?またその審査や金利について色々と比較しながら解説しているよ。
郵便局のカードローン『したく』の正体
まず『したく』が郵便局のゆうちょ銀行が運営しているという理由で申し込もうか考えている人は、いきなり躓いていることになる。そもそもゆうちょ銀行は『したく』を運営していない。ではどこが運営しているのかといえば、スルガ銀行になる。ゆうちょ銀行は代理業者という立場にあるんだ。
となると審査基準や金利などはスルガ銀行によって決まっていく。ゆうちょのカード持っているからといってどうなる訳でもない。新たに専用のカードが発行されることになる。そんな『したく』を扱うスルガ銀行は他にもいくつかのカードローンを取り扱っている。その内の1つにリザーブドプランというカードローンがある。
⇒参考記事:「これで納得!スルガ銀行リザーブドプランの返済額」
この同じ銀行のリザーブドプランと『したく』を比べてみることで、どういった違いがあるのか分かる。そうすることで申し込む価値があるのか?がより鮮明になっていく。それでは『したく』についてより理解が深まっていくように次を見てみよう。
郵便局のカードローンは金利がどれくらいなの?
カードローン名 | 金利 | 融資額 |
したく | 7.0~14.9% | 10万円~500万円※1 |
リザーブドプラン | 3.9~14.9% | 10万円~800万円 |
※1 初めての申込では300万円までの融資。
低金利の部分だけを見るとリザーブドプランの方がお得なんじゃないのか?と勘繰ってしまう。基本的に金利は融資額によって大きく左右する。なのでこの場合、リザーブドプランの最大融資限度額800万円を借りることができたとして、ようやく3.9%の金利になる。それを考えると同じ限度額であれば、金利自体は両者に差がないことが分かると思う。
郵便局のカードローン審査は誰がするのか?
これまでの話の流れからも分かる通り、『したく』にゆうちょは深く関わっていない。なので当然、ゆうちょは『したく』の審査をしない。ではスルガ銀行が審査をするのか?と思うかもしれないけど、それも違う。スルガ銀行の保証会社であるSDP株式会社というところが担当する。
⇒参考記事:「銀行カードローンの保証会社ってなんぞや??」
リザーブドプランはスルガ・キャピタル株式会社、ダイレクトワン株式会社、株式会社オリエント コーポレーションの3社が保証業務を担当し、申し込みに対して与信審査をする。ところが『したく』はスルガ銀行100%出資の子会社であるSDP株式会社の1社。同じ銀行カードローンでもまったく審査基準が別物だということ。
ゆうちょのカードローンは即日で融資がムリ
色々とここまで同じスルガ銀行の『したく』とリザーブドプランについて比べてきた。ほかには毎月の最低返済額や支払日、スルガ銀行に口座開設しなくていいなど共通項目もある。
そういった同じ部分も違う部分もあるなかで『したく』とリザーブドプランの一番の違いは、『したく』では即日融資に対応できないというコト。『したく』の場合、仮審査承認後に自宅か勤務先に申込書が郵送されてくる仕組み。ネットで申込書の受け渡しができるリザーブドプランと違ってどうしても時間がかかってしまうからだ。では現実的にどれくらいでお金を手に出来るのかというと、申込みから大体2,3週間はかかると思っていい。