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最近の銀行系カードローンの特徴として、住信SBIネット銀行のように同じカードローンでも借入できる金額でクラスを2つに分けているものが増えてきた。
今回の住信SBIネット銀行であれば、『プレミアムコース』と『スタンダードコース』といったものだ。ここで問題なのが、誰でも金利が安いプレミアムコースで契約できると勘違いしてしまいがちなところ。
住信SBIネット銀行での借入を考えている人の90%以上が他社からの借り換えやおまとめローンが目的なのではないだろうか?だとするとスタンダードコースではなく、プレミアムコースで契約しないとその思惑は大きくハズレることになる。
ではどうしたらsbiカードローンのプレミアムコースで契約できるのか?またコースにはどんな違いがあるのか?借り換えをすると誰が得をするのか?などを詳しく解説しているよ。
プレミアムコースで契約するまでのsbiカードローンの流れ
プレミアムコースの金利1.89% ~ 7.99%という魅力にひかれて選ぼうとしているsbiカードローン。オリックス銀行カードローンのところでも説明したけど、住信SBIネット銀行にとってプレミアムコースというのは、喉から手が出るほど欲しい顧客層への魅力的な甘い蜜なんだ。だからこそ誰でも契約できるコースではないってこと。
金利が8.99% ~ 14.79%のスタンダードコースになるなら初めから申し込んでないよ、という人もいるだろう。というか誰もコースを選ぶことはできないんだ。申し込んで仮審査で承認され、初めてあなたがどちらのコースになるかが判明する流れ。しかも住信SBIネット銀行では返済用の口座開設も条件にある。
一番望まない結果としては、プレミアムコースが目当てで申し込み、仮審査はスタンダードコースの減額で承認。本審査で却下され、住信SBIネット銀行口座開設だけはされるという事実があるのを知っておこう。
sbiカードローンのプレミアムコース審査落ちで無駄足にならない目安
申し込みをする前にプレミアムコース可否の可能性を知りたい人もいるだろう。結局sbiカードローンで借入しないなら申し込まないことで信用情報の履歴が綺麗な方が後々に良いし。
そうだとしてもモチロン完全な目安というものは一般的には知ることができない。ただそれを知ろうとするなら、ある程度過去の借入傾向などから目安が読み取れなくもない。そのカギを握るのは借入の限度額。プレミアムコースとスタンダードコースの特徴として借入できる限度額に大きな違いがある。
プレミアムコースは10万円~1千万円までとかなり幅広い金額。その中に7つの融資枠があって、融資枠ごとに振り分けされている。それに対してスタンダードコースは半分以下の10万円~300万円という金額の中に3つの融資枠がある。一番注目するべきなのは、スタンダードコースの上限が300万円以下という部分。つまり逆に言えば300万円超の融資をしてもらえる人でないとプレミアムコースにならないということが分かる。
300万円超の融資が承認される目安。その人との属性でスコアリングが大きく審査基準に影響されるけど、一番重要なのは年収と他社借入総額。おおよそ300万円の倍以上である年収700万円くらいからがプレミアムコース契約への条件と予想ができる。
もしあなたの年収が700万円に届いていないのなら、スタンダードコースで承認される可能性が高いというコトは理解しておこう。
今よりsbiカードローンへの返済額の方がマシな場合
では希望もあえなくスタンダードコースになりそうな場合、住信SBIカードローンで借り換えをする価値はまったくないのだろうか?今回は借り換えを考えた場合の具体的な返済額をシミュレーションして比較してみる。
消費者金融A社 | 消費者金融B社 | 信販会社c社 | |
適用金利 | 15% | 17.8% | 18% |
借入額 | 50万円 | 30万円 | 20万円 |
返済回数 | 44回(3年8ヶ月) | 44回(3年8ヶ月) | 44回(3年8ヶ月) |
月の最低返済額 | 14,842円 | 9,332円 | 6,242円 |
最終月の返済額 | 11,881円 | 9,317円 | 4,661円 |
総返済額 | 650,087円 | 410,593円 | 273,067円 |
利息総額 | 150,087円 | 110,593円 | 73,067円 |
返済回数 | 毎月の最低返済額 | 最終月の返済額 | 総返済額 | 利息総額 |
44回(3年8ヶ月) | 30,416円 | 25,859円 | 1,333,747円 | 333,747円 |
これが借り換えをせずに返済期間3年8ヶ月で順調に借金を返せた場合の返済金額になる。で、これがsbiカードローンならどうなるのか。スタンダードコースで一番高い金利14.79%で100万を借り換えになった場合での返済シミュレーション。
ケースAケースAは毎月の返済額は全くの同じの30,416円。ケースBでは毎月3万円返済はちょっとキツイので2万円ならというもの。最後のケースCはsbiカードローンで決められている約定返済の15,000円でのもの。
ケースA | ケースB | ケースC | |
適用金利 | 14.79% | 14.79% | 14.79% |
借入額 | 100万円 | 100万円 | 100万円 |
返済回数 | 43回(3年7ヶ月) | 76回(6年4ヶ月) | 141回(11年9ヶ月) |
月の最低返済額 | 30,416円 | 20,416円 | 15,000円 |
最終月の返済額 | 12,601円 | 11,371円 | 11,045円 |
総返済額 | 1,290,073円 | 1,542,571円 | 2,111,045円 |
利息総額 | 290,073円 | 542,571円 | 1,111,045円 |
ケースAの場合で言えば、sbiカードローンの最高金利14.79%であっても3社に総額100万円支払うよりも43,674円も少なくて済む。たったそれだけ?と思う人では借り換えの意味はない。逆におまとめローンや借り換えで成功しないパターンはやっぱりケースB、ケースCのように今現在の毎月の返済額を抑えたい人。もちろん抑えれば利息総額が膨れ上がる。そこで納得できるかどうか。
またカードローン業者の指定する約定返済がなぜその金額なのかも一度考えてみるべき。できればその約定返済に合わせるのではなく、あなたの支払える額で考えてみる必要があるからだ。
sbi カードローンの約定返済はいつするの?
カシテ美
プレっち
sbi銀行カードローンの保証会社ってオリックス・クレジット?
カシテ美
プレっち
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