セブン銀行カードローンの申し込みで必ず戸惑うのはココだ！

セブン銀行カードローンの審査が甘いんじゃないか？と思えちゃう原因

審査時間が最短10分というのは、セブン銀行カードローンから借り入れを検討している人の決め手になっている1つ。

最速審査を得意としている消費者金融でも最短30分がベスト。銀行系であるセブン銀行がここまでは早いと、審査が甘いんじゃないか？、本当に審査しているのか？といった口コミ評判があっても不思議ではない。

ところが実際にセブン銀行カードローンの審査を請け負っている保証会社は、アコムだ。

大手消費者金融のアコム株式会社に借入申し込みをすると、最短でも30分。同じ保証会社なのにセブン銀行だけが最短10分。コレこそ、なのにナゼ？と感じる部分だ。

ただよくよく考えてみると、カードローンを手にするまでの流れにコンビニと同じような手軽さ、利便性の高さが見て取れる。

セブン銀行カードローンのお客様確認手続き

実際にネットから申し込むと分かるけど、いくつかの同意と23個ある必須項目の記入を済ませば、手続き完了。その約10分後に『審査が通りました』という審査結果のメールが届く。ここでほとんどの人が余りのあっけなさに戸惑うだろう。

本当に受かったんだろうか？

こう思っても無理はない。通常、カードローンの契約には本人確認書類を提出する。たとえば、運転免許証、健康保険証、パスポートといたもののコピーだ。

カードローンには保険証なしでもキャッシングを申込めるものもある。
⇒参考記事：「カードローンでお金を借りるのに保険証が不要なところってあるの？」

ここまでの流れで、セブン銀行ではこの確認がされていない。

なのでこの結果メールは、あくまで仮審査についてのもの。まだ安心してはいけないし、もちろんこのままカードローン契約で本人確認手続きが一切されないわけではない。2度ほど行われる。ちょっと一般的なカードローンと順序が違うだけ。

セブン銀行のカードローンは口座開設→カード受取で本人確認

もうすでに口座を持っている人以外、セブン銀行カードローンでは口座開設が義務づけられている。ちなみに審査で否決されても口座開設はされる。

口座が開設されると必ずあなたに届けられるものがある。そう、キャッシュカードだ。

まず最寄りの郵便局からあなたにカードが届いた連絡がある。連絡が届いてから郵便局が10日ほどしかカードを保管してくれないので、早めに連絡をしよう。

また自宅住所に転送届がされていると、カードは届かない。事前に転送届解除をしておこう。

到着通知書が届いたら、まず郵便局に配達時間を指定するか、郵便窓口まで受取りに行く。そしてこのキャッシュカード受け取りには、本人確認書類を提示しなくてはいけない

。これがまず1度めの本人確認手続きになる。

この本人確認書類は何でも良い訳ではなく、申込んだ時に指定した

• 運転免許証
• 健康保険証
• 日本国発行のパスポート
• 写真付き住民基本台帳カード
• 共催組合員証
• 国民年金手帳
• 年金手帳
• 療育手帳／身体障害者手帳
• 官公庁の身分証明書で写真付きのもの

この中からどれか1つ。

実際にセブン銀行カードローンはいつから使えるか？

さてこのキャッシュカードが手元に届くまで、申込から約1週間。まず済ませておきたいのが、ダイレクトバンキングサービスの利用開始登録だ。

カードの裏に記載されている店番号、口座番号、お客様IDを入力して利用開始登録をしておこう。これが2度めの本人確認手続きになる。

こうしてやっと借入利用できる！と思い、キャッシュカードを持ってatmに行っても借入できない。ダイレクトバンキングサービスで振替入金もできないことに気付く。ここもなのにナゼ？と感じる部分。「もしかして落ちた？！」と勘繰る瞬間。

じつはまだ本審査が終わっていないから。カードの受渡後、本人確認書類と申し込み内容の相違のチェックなど、さらに数日から約1週間ほどかかる。

そして晴れて本審査で可決されれば、あなたのもとに「ローンサービスのご契約手続をお願いします」といったメールが届く。そのメールを見たら、ダイレクトバンキングサービスで契約手続きを済ますと、やっとカードローンでの借入ができるんだ。

確かにスピード審査ではあるけど、実際にセブン銀行カードローンで借入できるまでの日数は、申込から約2週間くらいはみておいた方がいい。

⇒注目記事：「セブン銀行カードローンの審査に落ちた場合は」

セブン銀行カードローンでは勤務先に電話確認するか？

結論から言うと、セブン銀行カードローンでは在籍確認を基本的にしない。銀行系で勤務先に電話確認しないのは本当に珍しい。これもスピード審査を可能にする理由。

なぜ在籍確認が行われないのか？それには借入の限度額が影響する。一般的に銀行のカードローンでは融資の上限が何百万円単位でされる。みずほ銀行であれば、1,000万円が上限だ。

それに比べて、セブン銀行では100万円が上限となっている。しかも誰でも100万円で借りられるかといえば、そうではナイ。ほかに融資枠として10万円、30万円、50万円、70万円、100万円といった5段階の融資枠がある。

特に初めての借入であれば、殆どが10万円か30万円どちらかの枠であろう。

実際、ほかのカードロ－ンでも50万円以下の借入であれば収入証明書の提出をしなくて良い場合がほとんど。

つまり貸す側からすれば、勤務先に電話確認しなくても、そんなにリスクはない金額だと判断しているといえるんだ。

セブン銀行カードローンの利率はどれくらいか？

一般的にカードロ－ンは借入限度額によって利率は変わってくる。だけどセブン銀行の場合、一律15%になっている。（変動金利なので数値が変わる場合あり）

返済方法も簡単で、融資額10万円なら月々5千円の返済。融資額30万円と50万円なら月々1万円の返済。融資額70万円と100万円なら月々1万5千円の返済。

たとえば今月は予定よりもお金に余裕があれば、もちろん任意返済（繰上げ返済）をすることができる。毎月27日に、開設したセブン銀行口座から自動引落しされる。

もし忘れやすい人は、事前に通知メールサービスで返済予定日の知らせを設定しておけば、支払いを忘れる心配もない。